三十余年ぶりに一軒家に暮らすことに決めた私。
入念な調査の結果、騎士住宅(またの名を住む魔法瓶)とすることに。
そんな家を作ってくれそうな信頼できる工務店は見つかりました。
人生の終着点となる土地も見つかり購入済み。
いよいよ最後に残った外構のデザインへ。
シンプル外構
既報の通り、先立つものがござらん。
どうしてコストってのは膨らむ一方なのでしょう。
まるで不透明性や不確実性やエントロピーのよう。
てな訳でケチケチ大作戦発動。
2025年5月。
工務店Y社が提携する外構業者さんを訪問します。
担当してくれるNさんはちょうどこの日に還暦の誕生日を迎えたおじさん。
私と同様に建築徘徊がご趣味のようで、安藤建築の話で盛り上がり一気に打ち解けた雰囲気に💖
地面の敷物
選択肢はタイル/レンガ、天然/人工芝、土間コンクリート、砂利、土のまま放置あたりでしょうか。
感覚的に高そうなものから順に並べてみました。
前面道路に接するエリアはクルマの出入りやチャリの駐輪などで頻繁に通るので、耐久性と耐荷重に優れた土間コンクリートを採用。
残る三方の家屋周りはコスト重視で砂利を選択。
一口に砂利と言えど♬選択肢はいくつだってある♬
近所に素敵なお庭を発見し、思わず写メ(死語)。
白玉砂利キレイです。
Nさんに告げるも「白はすぐに汚れますよ~」とプロらしい親身なアドバイス。
そうだ忘れてました。
汚れた白が無残なことはココやココを徘徊して十分に承知していたはず。
名残惜しいがあきらめます。
見栄えとコストを勘案して「ごろ太石シリーズ 伊勢ごろ太」なるお茶目な名前の砂利を選択。
左:乾燥状態 右:湿潤状態
けっこう白く見えるけど、日本人の心の拠り所 伊勢の名を冠する神聖な石なのでよしとします。
ただしお高いので道路に近い箇所に限定、あとは「白砕石」なる安いやっすい石でお茶を濁します。
名前からして汚れが目立ちそうですが大丈夫かな。
背に腹は代えられぬ。
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門柱・表札
かつての戸建住宅は敷地を塀で囲うのが一般的、近年はオープン・タイプが主流の模様。知らんけど。
既報の通り、我が終の棲家は騎士住宅ゆえ窓が最低限しかないクローズド・タイプ。
輪をかけて敷地を塀で囲う必要はありません。
てな訳で表札とポスト備え付けの門柱のみ。
一口に門柱と言えど♬選択肢はいくつだってある♬
その中からシンプル極まりない「機能ポール エスポⅡ」なる製品を選択。色は飽きの来ないシルバー。
ポストもシルバー、表札もシルバー。
なんせ終の棲家とはシルバー住宅のことなんで。
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自転車置場
そこそこ海が近い敷地。
自転車なんぞあっという間に錆び錆びでしょう。
とはいえ雨露をしのぐ屋根くらい掛けたいところ。
Nさんの取引業者には手頃な製品がなく、Amazonで検索ケンサク。
選んだ品はその名も「サイクルダシーレ」。
チャリの出し入れしやすそう。
色は黒を選択。
Nさんの方で仕入れ・組立て・設置を全てお任せ。
お値段張るけど💦
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全貌を大公開
さて、どんなお庭になったでしょうね。
興味ないですよね。ヒトん家ですもんね。
そんなことはお構いなし。
だって私のブログですもの。
自転車置場の真ん前の妙な空き地は何なのかって?
転回広場といって狭いせっまい前面道路に入ってきたクルマが方向転換するためのスペースです。
私の土地ですが、市との約束で無償提供です。
まさか固定資産税を請求されたりせんやろうな?
ところでサボテンさえ枯らしてしまう私、花壇/菜園なんぞこしらえて大丈夫なんでしょうか。
あわよくばトマト、ナス、キュウリなんかを育てて自給自足を目論んでいます。戦果やいかに?
なんだかんだで1年かかったデザイン工程がようやくこれにて終了。
いよいよ着工の日が近づいて参りました。
今は5月下旬。
諸般の事情で9月末には入居したいのですがホントに間に合うのでしょうか。
戸建住宅って4か月で完成するのね。知らんけど。
次回はいよいよ着工~基礎工事!
それではみなさん、ご機嫌よう。
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