新型コロナだかCovid19だかで世界中が大騒ぎになりつつあった2020年2月。
お仕事でアゼルバイジャンの首都バクーを訪問。
「それどこ?」ごもっとも。
カスピ海西岸に位置する旧ソ連構成国の都市。
「何の仕事?」ヒ・ミ・ツ💖
5日間の滞在で見たもの食べたものなどを振り返ることで、未知の国(街)をご紹介します。
首都バクーに到着
羽田空港を深夜に飛び立ちトルコ随一の大都市イスタンブールに到着。
観光できたら最高なのですが、残念ながらそんな時間はありません。
エキゾチックな空港の内観を拝んですぐ乗り継ぎ。
なんとか無事にアゼルバイジャンの首都バクーはヘイダル・アリエフ国際空港に辿り着きました。
「そんな大げさな!」って?
いやいや当時はこんな飛行機撃墜事件が世間を騒がせておりました。
旅行中止も視野に入れつつ、イランを避けて最も南寄り航路を飛ぶトルコ航空を選択した次第。
バクーの空港は全面ガラス張りの洗練デザイン。
空の玄関に相応しい立派な空港ですなぁ。
阪神タイガース・カラーのタクシーに乗ってホテルに直行します。
チェックインを終えて部屋に入るとお昼2時過ぎ。
長旅の疲れを振り払って散歩に繰り出します。
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前衛建築とご対面
旧市街と新市街で全く異なった顔を見せるのは歴史ある街あるある。
趣があるのは断然旧市街でしょうが、治安を考慮して残念ながら新市街に宿泊するあるよ。
おかげでことばも通じない未知の国を独りでフラフラしても、身の危険を感じることはありません。
・・・というか、ほとんど人がいない。
原野に街を絶賛建設中といった趣で、遮るものが何もない街なかは凄まじい突風が吹き荒れます。
必死に歩くこと10分、前衛建築家ザハ・ハディッドさん設計のヘイダル・アリエフ・センターに到着。
なんじゃこりゃ。
これは『スター・ウォーズ』に登場するミレニアム・ファルコンがモチーフに違いない。
建物内は凄いスピードで宇宙を疾走するかの如し。
よろしければ別記事「ヘイダル・アリエフ・センター|ザハ・ハディッドの彫刻~建築徘徊03」もどうぞ。
カスピ海で採れる豊富な石油や天然ガスのおかげで晴れて金満成金国家となったアゼルバイジャン。
衰退途上国の日本とは対照的に高額ブッ飛び建築を実現する甲斐性をお持ちで羨ましい限りです。
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ドキドキ初の食事
申し遅れましたが、本旅は計8人のおじさん・おじいさんと一緒です。
みなさんその道のプロ中のプロなのですが、どの道かはヒ・ミ・ツ💖
明日から3日間、バクーの技術者たちに日本の優れた技術を講義します。
アゼルバイジャンは漢字ならきっと畔(あぜ)国。
つまり技術を通じた日畔交流ですね。
違った。漢字だと阿塞拜疆、略して塞国。なんで?
総勢9人は旧知の仲もあれば初対面もあり、という訳で初夜はホテル内のレストランでチーム結成会。
まずは水分補給から。
ビールは至って普通のカールスバーグ。
スープの味は記憶にありませんので、きっと可もなく不可もなかったのでしょう。
続いてメイン。
揚げ餃子とケバブ?、どちらも羊肉メイン。
味は・・・これまた記憶にありませんが、まぁ普通においしかったと思います💦
さて、明日からの講義に備えておとなしく寝ます。
では御機嫌よう。
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