スローガン、キャッチコピー、モットー、標語・・・
それぞれの違いはともかく、名だたる日本企業の多くが何らかの標語類を掲げて宣伝しています。
これらを偏見や忖度なしに純粋に味わう企画、名付けて「日本企業 標語列伝」
第7位は日本が誇るエンタメ企業の雄、任天堂。
(2025年05月16日時点)
ファミコン、64、ゲームキューブ、Wii、ゲーム&ウオッチ、ゲームボーイ、DS、Switch、マリオ、ドンキーコング、ゼルダ、カービィ、ポケモン・・・
キラ星の如く居並ぶゲーム機とソフトたち。
あなたも夢中になったゲーム機&ソフトの1つや2つはあるでしょ?
本日は私も懐かしい思い出を語っちゃうよ。
【注】決して悪意はありません。♬笑って許して♬
いつでも、どこでも、誰とでも
どうやら任天堂には企業スローガンはなさそう。
いつでも、どこでも、誰とでも
これはNintendo Switchのキャッチフレーズ。
テレビにつないで大人数で。
画面をシェアして友達と。
携帯モードで一人没頭。
これ以上にないってくらい分かりやすくて的確な製品説明になっています。
潔く日本語に徹しているところも好感度大。
とはいえ、もちろん世界戦略商品ですからちゃんと英語も用意されています。
play anytime, anywhere, with anyone.
DeepLでチェックすると、日本語と英語がものの見事に1:1に対応しています。
はい優勝!
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勝手に標語案内
いつでも、どこでも、誰とでも
およそケチの付けようのない完璧な標語。
それでは話が終わってしまうので少し分析します。
これ、むちゃくちゃ好感度高いです。
強いて難癖を付けるならばいつでも、どこでも、誰とでもどないやねん?ってことですが、人並みのオツムしてたら容易に想像できますね。
いつでも、どこでも、誰とでも楽しめる!とかゲームに夢中!とか対戦/協力だ!みたいな?
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勝手に企業所感
かれこれ半世紀近く前のこと。
同じ団地に住む仲よしこよしのまさやくん(実名)は3人兄弟の末っ子。
長男たくや(実名)次男としや(実名)に教えられて4人で仲よく花札に興じます。
はい小学1年生で花札。
コンプライアンス全盛の現代ではあり得へん話。
令和のオカンなら発狂/卒倒すること請け合い。
私のスゴい記憶では花札の箱には任天堂の文字。
そう、任天堂はもともと花札やトランプの製造・販売会社でした。
当時京都府南部の新興住宅地に住んでいた私、任天堂の本社が京都市とまではさすがに知らなんだ。
その後京都府南部の片田舎に引っ越した私、5年生になるとバスと電車を乗り継ぎ進学塾に通うことに。
ある日、一緒に通う金持ちボンボンの友だちが電車内でおもむろに赤く縁取りされた銀色カード状のものを取り出します。

ボンボンくん、それ何?

ゲームウォッチ知らんの?
おもろいで。貸したろか?
気前よく私にゲームウォッチを貸してくれたボンボンくん、カバンの中から色違いのものを取り出して自らも遊び始めます。
どうやら当時発売されていた3だか4種類すべてお持ちのご様子。
現代で言うところの親ガチャで当たりを引いたってヤツですかね。
確か当時の価格で1台6,000円くらいだったような。
翻っててにをは家、おねだりはものの見事に一蹴されました。orz
当時の苦い思いが胸に迫り、頬を涙が伝います。
な~んて子どもの頃の思い出をいやが上にも蘇らせるノスタルジック企業任天堂。
こんなんで企業所感になってますでしょうか?
さて、残念極まりない政治屋のせいで衰退途上国に落ちぶれてしまった日本。
万人を虜にする任天堂の独創性と魔性の魅力が一縷の望みと言えましょう。
いつでも、どこでも、誰とでも
その究極の目標は世界恒久平和かもしれませんが、まずは傷心日本の復活を託したいところ。
京都人の心意気でよろしゅう頼んます。
呼んだ?
呼んでねえよ!(怒)
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