世界第4位の人口を誇る東南アジアの大国インドネシア。
有名な世界遺産ボロブドゥール遺跡を筆頭に、マイナーな?世界遺産プランバナン寺院群、魅惑のリゾートバリ島などの魅力あふれる観光地が満載です。
2018年夏、人生初のインドネシア訪問。
ジャワ島とバリ島を駆け足で巡ったポンコツ夫婦6日間の旅を振り返ります。
国家標準?の大渋滞と寄り道
旅は5日目。
バリ島南部のジンバランにいます。
本日はタクシーをチャーターして中部ウブドへ。
距離にして約50km、いつも混雑の道路状況を考慮すると片道2時間はかかりそうな遠征です。
インドネシアは基本的にイスラム教国ですが、この島はバリ・ヒンドゥー教という独自の宗教が浸透。
日本のお盆に似た風習があるらしく、実家に帰省する人たちで道路はいつも以上の大渋滞です。
この国の標準なのか(笑)、頼みもしないのにご親切にも土産物屋に寄ってくれちゃったりすることもあり、4時間近くかかってようやく到着。
まずはテガララン ライステラスなる観光名所へ。
お昼を過ぎて空腹を刺激するような名前ですが、要は棚田ね。
バリの鬱蒼とした樹々を背景に人が脈々と築いてきた営みが広がり、確かに美しいといえば美しい。
ですが、4時間かけて見に来るほどのものとは・・・
(個人の感想です)
滞在10分ほどでそそくさとウブド中心街へ移動。
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クリムゾン・キングの宮殿⁉
うむ、時間がない。
昼食は抜きにしてザッと土産物屋を物色し、自分用にガムランボールを購入。
身に着けていると「願い事が叶う・幸運を呼ぶ」とのことで肌身離さず持っていましたが、ある日落っことして踏んづけてクラッシュさせてしまいました。
よくよく思い返してみると、あの日以来どこに出かけてもドン曇りか大雨に見舞われるような・・・
さてウブド王宮。
19世紀に建設されウブド王家の「あたしンち」として使用されてきた宮殿。
独特の建築様式と彫刻の美しさに目を見張ります。
続いてゴア・ガジャ。
ゴアってなんじゃ。洞窟じゃ。
ガジャってなんじゃ。象じゃ。
おった象。
ヒンドゥー教で象といえばガネーシャ神。
洞窟の中に祀られているのでしょうか。
さっそく突撃!
入口で待ち構えるはクリムゾン・キングの宮殿!
プログレ愛好家はもちろんのこと、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう強烈なイントロで始まる傑作中の傑作アルバムdeath。
このジャケットの絵を描いた人は翌年に心臓麻痺で急逝、享年21歳。
「ワシの顔をパ〇リやがって!」とのお怒りを買ったのでしょうか。ヒンドゥー教恐るべし。
噛みつかれないようにソ~ッと中に入ると、やはりいらっしゃいましたガネーシャ神。
困難や障害を取り除き福をもたらす豊穣や知識、商業の神様なんですって。
知的財産権の侵害には神一倍厳しいんでしょうな。
パ〇リは許さんよ。
なんとも神秘的な沐浴場を見学して退散。
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それでも世界はやはり美しい
あっという間に夕方4時前。
ウブドから南西に下った海岸沿い、タナロット寺院を目指します。
夕日・夕焼けの名所とのことで急がねばなりませぬ。
う~ん大渋滞が恨めしい・・・
タクシーの後部座席でイライラ∞すること2時間あまり、ギリ間に合いそう。
時刻は夕方6時ちょうど。
すんごい人出をかき分け見物スポットへ急ぎます。
大渋滞のイライラ∞をも吹き飛ばす圧巻の光景。
ど~ぞご覧ください。
インドネシア・ジャワ島とバリ島を巡る旅⑥ 近日公開
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