ことばは生き物、変化していくのが当たり前。
確かにそうかもしれません。
しか~し!
日本語大好きを自認する私、単なる老害と言われようとも気になるものは気になる。
違和感を拭えない、聞くとゾワッと悪寒が走る「奇妙な日本語」をあげつらい、断罪します。
【注】個人の感想です。
1万円からお預かりしまぁす!
基本的にキャッシュレス派の私、現金を使うことは滅多にありません。
しかし、いまだにランチ営業の飲食店は「支払い現金のみ」というところも少なくありません。
そんなお店でのお会計。
注文時は1,100円やったのにインフレ激しいなぁ、なんて皮肉を呟きつつ1万円札を差し出します。
(1,100円は消費税抜きの価格でしたとさ。)
ごめんね。大きいのしかなくて
小銭を持ち歩きたくない私、あと210円を渡して釣りをお札だけにしたいところですが小銭を持ってません。
1万円からお預かりしまぁす!
あ、いや、小銭を持ってないから「ごめんね」って・・・
レジ係さんは私が続けて210円を出すことを前提に
- 先に1万円札をお預かりします
- 次に小銭を受け取るまで待ってます
- 預り金が全て揃ってからお釣り渡します
と言ってるのね。頭の回転の速い子やなぁ。
と思いきや、速攻で
お釣りは8,790円になりまぁす!
!?
手元に残ったのは
・5千円札×1枚と千円札×3枚
・500円玉×1枚と100円玉×2枚と50円玉×1枚と10円玉×4枚 orz
・モヤモヤ不可解な思い
ドユコト?
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格助詞「から」の用法
格助詞「から」は直前に付く名詞によってさまざまな意味を持ちます。
- 素材の要素
例:窓はガラスからできている - 行為の起点
例:割る方法を師匠から教わる - 行為の順番
例:まず師匠から割って見せる - 動作の起点
例:窓から侵入・娑婆からムショ入り - 開始の時点
例:「いつから?」「明日から!」
「1万円からお預かりしまぁす!」のからはどの用法に当てはまるのでしょう?
強いて挙げれば「行為の順番」でしょうか。
1万円札から先にお預かりして小銭を次にお預かりしまぁす!
ということじゃないの、ねえオネエさん?
手渡されたお釣りが
・5千円札×1枚と千円札×3枚
・500円玉×1枚と100円玉×2枚と50円玉×1枚と10円玉×4枚 orz
ではなくサービスしてくれて
・5千円札×1枚と千円札×4枚😊
・小銭なし😁
だったなら、私もここまでニチャアしないんですけどね。
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