長い間サラリーマンをやっていると謎のカタカナ語・アルファベット語に遭遇することが多々あります。
私は日本語が大好きなので、これらの言葉を聞くと何とも居心地が悪くなります。
中には正しい意味を知らずに雰囲気だけで使っている人もいるので、きちんと整理しておきましょう。
【注】ジョークです。
アサイン
朝になると「会社に行きたくないよぅ~」と憂鬱になる陰キャ
ビジネスパーソンなら誰しも多かれ少なかれ陰鬱な朝があって当然
よって、同情の意味合いを込めて好意的に使われる
特にクダラナイ会議の議事録係を割り当てられたり、高圧的な顧客のアテンドを任命された場合などは出社したくないのが人情というもの
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エンゲージメント
「園芸、地面と」をカッコよくカタカナ表記したもので、愛着や思い入れなどのこと
園芸とは野菜、果物、庭木などの栽培またはそのための技術であり、盆栽、鉢植えなどの一部例外を除き地面との親和性が高いことは言わずもがな
すなわち園芸愛好家と地面とは相思相愛の仲であり、転じてビジネスでは会社に対する従業員の忠誠心を測る尺度として悪用されるように
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テレワーク
照れながらのワーク(労働)
無線LAN環境やクラウド技術の充実に伴い、自宅やカフェなどオフィス外での遠隔地勤務が一般化
必然的に会議はオンラインで行われるが、PC画面に自身の顔が映ることを気恥ずかしく感じるビジネスパーソンは多く、カメラは大抵オフのままである
しかし自身の顔に自信があるのか、上司がPC画面いっぱいに大きな顔を映して部下にカメラ・オンを強要すると、部下としてはシブシブ従わざるを得ない
「こんな顔を映しちゃっていいのかしら?」なんぞと自意識過剰気味に照れ笑いを浮かべつつ会議に参加するビジネスパーソンの微笑ましくもおぞましい姿が日夜そこらじゅうで目撃されている
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トップダウン
企業トップが過労・心労などで倒れること
物言う株主の執拗な嫌がらせや海外企業からの敵対的買収工作に晒されるCxO(CなんちゃらO)は心身ともに疲れ果ているもの
強いリーダーシップで従業員に指示を出す経営を全うするという夢破れ、引退の末路を辿る悲劇が後を絶たない
彼らこそワークライフバランスを重視しなさいと言ってあげたい
対義語はボトムアップ
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ボトムアップ
企業末端のヒラ社員がようやくやる気を出すこと
普段ノホホンとしているポンコツ社員どもがトップダウン(CxO倒れる)の報を聞いて初めて「現場の俺たち私たちが会社をどげんかせんといかん!」と奮い立ち気勢を上げる喜劇を一言で表したもの
対義語は上述の通りトップダウン
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リジェネラティブ
20世紀末に一世を風靡した「ねるじぇら」の後継品となるアイスクリーム
当時のイタ飯ブームのさなか、ジェラートをスプーンでよく練り混ぜることでトルコアイスのような粘りが出るねるじぇらは大ヒット
味を占めた某食品企業がねるじぇらを再生させ、事業を活性化、社員や客を幸福で前向きな気分にすることを狙った二匹目のドジョウ商品
ねるじぇらは練り混ぜたあとすぐに食べなければ溶けてしまうのが難点
リジェネラティブは最新の食品加工技術を駆使し、練り混ぜても溶けにくくしばらく放置すれば元の状態に再生させることが可能に
「何度でもねるねるじぇらじぇらできて幸せ」と客の評判は上々のようである
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