スポンサーリンク

建築徘徊09 フォンダシオン ルイ・ヴィトン~ゲーリーのウネウネ

建築徘徊
この記事は約3分で読めます。

建築ファンの間ではフランク・ゲーリーといえばウネウネのグニャグニャ。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館(スペイン)やウォルト・ディズニー・コンサートホール(ロサンゼルズ)を手掛けた建築家と聞けば、あっと思いつく方もいらっしゃるやもしれません。

フランスパリはブローニュの森で異質な存在感を放つ建築を見に行ってきました。

訪問日はあいにく硬水に当たって体調を崩していました。
下痢に悶えてゲーリー参り。どーもすみません。

訪問記

いつものようにまずは建物に近づきつつ外観を眺めます。

形が複雑すぎて全体像がサッパリ掴めません。


分かるのはただ、とんでもなくカッコよいことだけ。

宇宙戦艦ヤマトとか機動戦士ガンダムに出てくる宇宙船のようです。

入館すると木造の縮小模型が飾ってありました。

こちらはカッコわるいですけどね。
なんだかメカ・イモムシとかメカ・アルマジロみたいです。

この建物、どこまで外部でどこから内部なのかよく分かりません。

まるで迷路をさ迷うようにあちこち歩き回るのがとても楽しい。


これだけの複雑かつ流麗な建物、設計する人もスゴいですが、作った人たちはもっとスゴい。

表面を覆う屋根のガラスパネルだけでも3,600枚もあり、1枚1枚すべて曲がり方や傾き、方向が異なるそうです。

これらをコンピュータで3D設計したデータを元に製作し、部材に貼付したタグで取付位置まで管理しているそうな。

さてさて、階段室などの裏方を覗いてみると外見とは裏腹にものすごく無骨な鉄の部材がむき出しです。

モデルのお姉さんがその美しいスタイルを保つため、日々スポーツジムに通って黙々とトレーニングに励む。

この建物からはそんなストイックな姿を想像してしまいました。
お金はムチャクチャかかっていそうですけどね!

そうそう、自分へのお土産としてこんな小冊子を購入。
うれしいことに日本語版も用意されていました。

基本情報

フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)
設計:フランク・ゲーリー(Frank Owen Gehry) 
竣工:2014年
場所:フランス パリ(Paris, France)
訪問:2019年8月


【PR】
死ぬまでに見ておくべき100の建築(Amazonで購入)


建築徘徊
スポンサーリンク
Dr. Teniwohaをフォローする

コメント

PAGE TOP