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建築徘徊08 ユニテ・ダビタシオン~ル・コルビュジエ、縦型住宅街

建築徘徊
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20世紀3大巨匠の一人と謳われる建築家ル・コルビュジエの代表作を4回にわたるシリーズでお送りします。

第4回はユニテ・ダビタシオン

フランス南部・マルセイユ市街に威風堂々そそり立つ高層アパートメント、いや1つの街と言ってもいいでしょう。

訪問記

今回のル・コルビュジエ建築巡りの中でダントツに交通の便が良いです。

ホテルのすぐそばからバスに乗り、ズバリ「Le Corbusier」という名の停留所で下車。

ドドーンと現れるのは元祖?高層アパート、デカ過ぎて写真に収まりません。

ル・コルビュジエの代名詞、ピロティも規模が大きすぎて軽やかさはありません。

なんとなくムカデっぽさを感じるのは私だけ?
巨匠に失礼かな。


中に入ります。
エントランスで見学料を払い、エレベーターで上層階へ。

現役のアパートなので普通に住人がいますが、私たちは商店街?フロアへ。


なんとなく子どもの頃通った小学校の廊下を思い出させる中、各所にちりばめられた原色の壁がいかにもル・コルビュジエです。

屋上に出ます。
こりゃなんじゃ。排煙口かな。

南仏の空の青さはホントきれいですねぇ。
無骨な高層アパートが何だか大海原を駆ける大型客船のように思えてきましたよ。

地上に舞い戻ります。
いや改めてデカい。もはやこの建物単体で大きな街を構成していますな。

最後に、建築目当てでここを訪れた人はきっと決めるであろうポーズをば。

モデュロールといってル・コルビュジエが決めた建物の基準寸法なのですが、小柄な日本人には少し合わないようです。

そういえば、建物内のお土産屋さんでル・コルビュジエグッズを買っちゃいました。

コルブと言えば、コンクリートと黒縁丸メガネ!
そのものズバリなペアのマグカップです。

5年経った今でも現役バリバリ、毎朝のコーヒーのお供です。

基本情報

ユニテ・ダビタシオン(Unité d’Habitation)
設計:ル・コルビュジエ(Le Corbusier) 
竣工:1952年
場所:フランス マルセイユ(Marseille, France)
訪問:2019年8月


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