【2025年3月追記】
後に人気シリーズとなる「変な日本語・奇妙な日本語集成」のパイロット版をお届けします。
シリーズ化の4か月も前に既に基本の形ができていたとは私ってスゴい!とあぁ自画自賛。
基本的にテレビを見ない私、経済番組は別です。
とあるビジネスパーソンがインタビューに答えて「〇〇業界さんが・・・」と言っていました。
業界さん⁉
私の日本語アンテナが反応します。
毎度お世話になります、Wikipediaを参考にまとめてみましょう。
「さん」の使われ方
さん:口頭でも文書でも使われる最も一般的な敬称
1)親族・人名に付けて 姉さん、父さん、ア〇ネス・チャンさんなど
2)役職・職名に付けて シャッチョーさん、店長さん、お巡りさんなど
3)生物種別名に付けて 幽霊さん、猫さん、象さんなど
4)職業種別名に付けて ヤ〇ザ屋さん、総会屋さん、ラーメン屋さんなど
5)企業団体名に付けて 〇〇不動産さん、□□物産さん、ニッサソさんなど
6)業界の名前に付けて 医療業界さん、金融業界さんなど←NEW!
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「さん」の許容範囲
みなさんはどのあたりまで許容できますか。
長い間サラリーマンをやっていると企業団体名にさんを付ける場面は多いのですが、今でもまだムズ痒いような違和感を覚えることがあります。
さすがに相手先の方が目の前にいらっしゃると、その企業団体名を呼び捨てにはできないですけどね~。
そんな訳で、私は5)までは許容範囲です。
しか~し、6)には納得がいかぬ。
なぜなのか考えてみます。
1)~3)は特定の一人(一体、一頭、一匹など)が対象ですからスッキリ分かりやすいですね。
4)、5)は法人、つまり人とは別に法律で権利義務を認められた存在と考えればまあ許せましょう。
対して6)は集合・グループつまりは概念であって、一人二人、一社二社のように数えることができません。
・・・なんかシックリきませんねぇ。
どなたか切れ味鋭い解説で私のこのモヤモヤを取り払ってもらえませんかね。
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