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初めてのフランス旅行は危険と罠の嵐④ ベルサイユの仁義なき戦い

海外の旅
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半年後にコロナが世界を席巻することになるとは露知らずの2019年夏、妻とおフランス縦断旅行に出かけました。

パリ~バーゼル(スイス)~リヨン~プロヴァンス~マルセイユ。

これは、油断も隙もありまくりのポンコツ夫婦が苦難の旅の果てに無事に祖国・日本に帰りつくまでの物語であ~る。
(ぷろじぇくとえーっくす)

その③ 掃き溜めに鶴、警察に美女に戻る

ベルサイユ門前の闘い

おフランス2日目の朝。

ホテルで朝食を済ませて出発、今日はベルサイユ宮殿にお出かけです。

が、その前にやらねばならぬことが。

JCBカードが使えるATMを見つけて現金をキャッシングです。

幸いにしてあっさり発見、1日の限度額いっぱいを引き出します。

なぜか僅か50ユーロの制限があったため、以後おフランス滞在中の日課となります。

パリ郊外のベルサイユに無事到着。

スラれた財布のことは忘れて今日からおフランスを楽しみたいところです。

と思いきや、いきなり出鼻をくじかれます。
宮殿に入るための行列が半端ない!

世界中からの観光客がミルフィーユ状に折り重なって並んでいます。

ファストパス(あるのか?)を持っていないのでやむなく最後尾につきます。

いったい何時間並んだでしょうか、記憶にありません。

唯一覚えているのは、あと少しで入殿できそうな好位置までたどり着いたときのこと。

私たちの少し後ろに並んでいた人たちの間に、どこぞの家族がシレッと割り込んできました

周りの人たちが苦々しく見つめる中、目の前に割り込まれたおじさんがその家族をたしなめます。

「列の最後尾はあそこだよ。」(はるか彼方を指差す)

普通の感覚なら「おっと失礼。気付きませんでした。」と退散するところです。(シラこいのぅワレ!)

しかし、この家族の父ちゃんは引き下がりません

意味不明の供述を繰り返してガンとして列を離れません。

世界には色んな人がいますね。

口論エスカレートすわ殴り合いか?となったところで、ようやく割り込み族が引き下がりました。

拍手喝采!

周りの人たちがおじさんを大いに称えます。
思わず私たちも拍手しました。

何時間も列に並んで疲労とストレスの溜まる中、一服の清涼剤のような出来事でしたとさ。

豪華絢爛ベルサイユ宮殿

午前中をミルフィーユに捧げ、ようやく入殿できたのは13時を回った頃。

いやはや、あきれるくらいに豪華ですなぁ・・・

宮殿にまつわるウンチクはググるなどすればいくらでも出てくるので割愛。

しばし写真をご鑑賞ください。

どうやら罠にかかった模様

パリ中心部に戻ってきて、サン・ジェルマン・デ・プレ教会の美しいステンドグラスなんぞ鑑賞。

朝に誓った?とおり、おフランス満喫の1日となりました。

さて、無事にホテルに帰ってきました。

おいしい晩ご飯を食べて昨日とは打って変わって楽しかった1日を締め括りましょう。

ホテルからほど近いおフランス料理の店に入ります。

しか~し、その直後に私の体を異変が襲います


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