しまなみ海道レンタサイクル旅② 汗と涙と泥と雨の前に救世主降臨

日本紀行
日本紀行
この記事は約3分で読めます。

何を血迷ったか、妻が「しまなみ海道自転車で渡りたい」と言い出したのは年の初め頃でしたかね。

広島県尾道市愛媛県今治市間の約70kmにわたり瀬戸内海の島々を橋で結ぶ自転車道が整備され、サイクリストの聖地となっているとのこと。

あれ?私たちってサイクリストやったっけ?
まっ、いっか!

18年間のスポーツジム通いで鍛えてるから余裕やろ」と軽い気持ちで応じることにしました。

2024年GW

愛媛在住の息子が心配して?同行してくれることとなり、こうして悪夢の地獄旅が始まったのでした。

KEYWORDS

サイクリング、瀬戸内しまなみ海道、サイクリストの聖地、タラソテラピー、クラフトビール、魚介料理

タラソテラピーで生き返る

お股激痛に加えて汗と涙と泥と雨でグチャグチャになり、すがる思いでお宿の玄関を跨ぎます。

「すみませ~ん(泣)」と声を張り上げた数十秒後、若女将古女将と思しき方々降臨。

場所柄、我々のような濡れネズミが頻繁にやってくるのでしょう。

慣れた様子で汗と涙と泥と雨を拭くタオルを貸してくださり、次々とありがたいお申し出。

  • シューズの汚れを拭って乾かしてあげましょう(無料)
  • 汗と涙と泥と雨にまみれた衣類を洗濯して部屋に干してあげましょう(1人500円)
  • 近くのスーパー銭湯に車で送り迎えしてあげましょう(入浴代含め無料)

なんじゃここは?

まるで田舎の実家に帰って親戚のお姉さんの家に遊びに来たときのような自然な感じ。(知らんけど)

全てのお申し出をありがたくお受けします。

お股激痛に加えて汗と涙と泥と雨でグチャグチャの老体に海水ならぬ海湯が沁みわたります。

ここは「タラソテラピー(海洋療法)」なるものを取り入れた海洋温浴施設とのこと。

おかげさまで生き返って施設の外に出ると、ドンピシャのタイミングで若女将がお迎えに参上。

同じく濡れネズミになった宿泊客と思しきご夫婦が車から降りてきました笑

【PR】

クラフトビールで生き返る

帰りはお宿の近くのお店で降ろしてもらいます。

ここは大三島ブリュワリークラフトビールの沼に堕ちた私の本旅の目的地の1つです。

・・・言葉になりません。生きててよかった。

私の大好きなおさるIPAを作っている箕面ビールでの修業後に独立した方が営んでいます。

道理で美味しい訳ですよ。

【PR】

新鮮なお魚料理で生き返る

幸せなひと時を終えて歩いてお宿に戻ります。

部屋で少し休んだ後は待ちに待った夕食。

ここに地酒が加わり・・・言葉になりません。

そんな中、古女将が恐る恐る我々に訊きます。

古女将

あのぅ・・・3人はどういったご関係で・・・?

ドユコト

てにをは

・・・家族ですけど?

古女将

そうですよねぇ!(ホッ!)
女性1人に男性2人なのでモゴモゴ ゴニョゴニョ

(以下、聞き取れず)

ドユコト

妻はどう転んでもおばさんなので、推測されるのは

  1. 私が若く見える
    ⇒ おばさんと2人の息子の家族連れ
  2. 息子がフケて見える
    ⇒ 1人のおばさんを2人のおじさんがシェア

いずれにせよケンカになりそうなので深く追求するのはやめておきます。

気付けばお股激痛が治まっています。
いまのところ筋肉痛はなし。

18年間のスポーツジム通いで鍛えてるから余裕やろ」は伊達や酔狂ではありません。

明日はきっと楽しい自転車旅になるに違いない。

では、おやすみなさい!(以下、爆睡)

【走行距離:0km】

【PR】





スポンサーリンク
Dr. Teniwohaをフォローする

コメント