大阪人を瞬時に嗅ぎ分ける犬~沁みついた素性を隠し通すは至難の業

日常生活
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大阪弁への愛着と郷愁

18歳で故郷の大阪を離れて以来、三十有余年が経ちます。

東京千葉を転々としながら暮らしていますが、未だに大阪しか話せないモノリンガルの私です。

そんな訳で大阪には妙に親近感というか愛着がありまして、ことばのアクセントや略し方ですぐにその人が大阪かどうかを判別することができます。

有名どころでは姫路(ひめ vs めじ)のアクセント、マクドナルド(McDonald’s)の略し方(マク vs マック)などでしょうか。

放出(はなてん)や十三(じゅうそう)、枚方(ひらかた)、私市(きさいち)などの難読地名を苦も無く読めるかどうかも分かりやすい判別基準ですね。

大阪弁を理解する凄犬

さてさて、今日はタイトルの通り大阪を一瞬で嗅ぎ分ける犬の話です。

かつて「チャウ・チャウ」という犬種が一世を風靡したことがあります。

確か私が小学生だった頃だなぁと思ったら、やはり1970年代にテレビコマーシャルで使われたためとのこと。

ブサかわいいルックスとなんだか青黒い舌が特徴で、こども心に強烈な印象を残してくれました。

ここでいきなりですが、あなたが大阪かどうかを判別するテストです。

漫才コンビのノリで次の文章を読み上げてください。

ボケ

あれ、チャウ・チャウちゃうん?

ツッコミ

ちゃうちゃう、チャウ・チャウちゃうて

いかがですか。

文字にすれば僅か30文字ほどの会話ですが、これを初見で流ちょうに読み上げてしまったあなたはレッキとした大阪です。

え、何です?
嗅ぎ分けてない?
タイトルに偽りあり?

まあまあ、今日はそんな細かいツッコミを入れずに笑ってやり過ごしてくださいまし。

大阪は笑いの懐が深いんですわ。


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