ことばは生き物、変化していくのが当たり前。
確かにそうかもしれません。
然して!
生まれることばあれば死んでいくことばあり。
使うのは恥ずかしいけど愛着を捨てきれない。
そんな憎めない死語を墓場から掘り返す企画。
レトロブームの昨今、ワンチャン復活あり!?
バブル経済、アメリカ文化、自意識過剰、自己顕示欲、SNS、英語かぶれ、コンプレックス
ナウい【形容詞】
誕生から死に至るまで
何故に日本の死語について米国生まれのChatGPTに訊くんや?
だって優秀なんだもん。

死語「ナウい」が生まれて流行り、そして死んでいった経緯を教えて

合点承知の助
以下、私見を交えて彼の饒舌な回答を要約。
誕生
ナウいの親は英語now。
「今」を意味する副詞や名詞です。
接尾辞「い」が付いて形容詞化されました。
1980年代前半、日本の若者たちはアメリカのポップカルチャーに強く影響を受けていました。
こうした文化風俗の中、英語nowが親しみやすい形にアレンジされて誕生。


青春
1980年代中期から後期にかけて青春を謳歌します。
シティポップやディスコが人気全盛となり、最新ファッションや音楽、ライフスタイルを指すポジティブな言葉として市民権を得ます。
流行の服を着ている人や新しい音楽を聴いている人に「ナウいね!」と応じることは若者文化の象徴であり、価値観を共有することに。


晩年
しかし1980年代後半から1990年代にかけて、次第に古びた言葉とされ廃れていきます。
その要因は・・・
● 流行の移り変わり
新しい文化の流行に連動してトレンディ、イケてるなどの代替語が登場
● バブル経済の崩壊
価値観の劇的な変化に伴い世相を象徴することばは必然的に時代遅れに
● 語感の陳腐化
ことばの響きが「時代の産物」と認識され敏感な若者たちの間で陳腐化


死去
90年代~2000年代初頭に懐かしいポップカルチャーを象徴することばとなってご臨終。
令和の世の中においては、過去の文化を振り返るレトロことばとして稀に墓場から引きずり出されることがあるようです。
日本経済の絶頂期に生まれて一世を風靡。
バブル経済崩壊に伴い若くして散っていきます。
享年20歳くらい。随分と早死にだこと。


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死語の世界からの復活
死後10年ほど経った2009~11年頃、ナウいは意味と形を変えて墓場からゾンビのように這い出します。
渋谷なう!
ランチなう!
などとSNSで呟く自意識過剰の輩が大増殖。

目にした側は「知らんがな・・・」としか言いようがないのですが、このブームは舶来(笑)SNSのTwitter(現X)のブレイク(笑)と密接な関係があります。
リア充(死語候補)を自慢したい御仁が呟く内容として、自身の居場所は毒にも薬にもならず好適。
しかし、誰もがSNSを日常的に利用するようになってゾンビはあっという間に死滅なう!
さて今後、どんな意味と形であれナウいが再び蘇ることはあるのでしょうか。
日本語大好きを自認する私の推しは
今い(いまい)
誰かがとっくに使ってそうですが・・・
志高く新語・流行語大賞を目指して、参議院議員の今井絵理子センセーにインフルエンサーをお願いしますか。
まさかのSPEED復活、再ブレイク(笑)!
今井センセー率いるSPEEDが今いなう!
な~んてことにならないかなぁ。

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