スローガン、キャッチコピー、モットー、標語・・・
それぞれの違いはともかく、名だたる日本企業の多くが何らかの標語類を掲げて宣伝しています。
これらを偏見や忖度なしに純粋に味わう企画、名付けて「日本企業 標語列伝」
第5位はファーストリテイリング(ファストリ)。
(2025年04月24日時点)
え?知らない?
ユニクロ、GUなどのファストファッションで世界を席巻するアパレル界の巨人といえばご存じのはず。
【注】決して悪意はありません。♬笑って許して♬
服を変え、常識を変え、世界を変えていく
勝手な解釈が加わる余地のない火の玉ストレート。
服を変え、常識を変え、世界を変えていく
今や日本を代表する巨大企業だけあって、とても分かりやすい日本語です。
ファストリのこれまで、そしてこれからの歩みを見事に表現した有言実行の極み。
解釈の余地があるとすれば世界くらいですが、MUFGの世界に比べたらどうということはない。
weblio国語辞典から抜粋。
【世界】
1 地球上のすべての地域・国家
2 人間社会、生活環境、世間、世の中
3 職業・専門分野・世代等の同類の集まり
4 ある特定の活動範囲・領域
5 歌舞伎・浄瑠璃で戯曲背景となる特定の時代・人物群の類型
6 自分が自由にできるある特定範囲
7 過去・現在・未来と東西南北上下
常識的には2の人間社会、生活環境あたりでしょう。
中二病誇大妄想的発想だと1、7もあり得ますが。
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ユニクロ 杉本貴司 著(Amazonで購入)


勝手に標語案内
まず服を変えについて。
私がユニクロを初めて知ったのは1990年代半ば、入社したての初々しいサラリーマンの頃。
大阪郊外をクルマで走っていたとき、路傍に今や誰もが知る赤地に白文字の看板を見かけます。
自作につき👆間違ってるかも
当時は何の知識もなくて服を売っているお店だとは分からず。
新興宗教か会員制団体か・・・一般人には無縁の施設かなぁと失礼なことを思ったあれは30年前。
後日その正体を友人から知らされるも「あぁフリースの店ね」(興味ねぇ~)程度の認識。
時は流れて2025年。
本記事執筆中の私は全身ユニクロずくめ。
自宅にこもる分には申し分のない着心地と機能性と驚きのコスパ。
確かに服の概念が変わりました。
次、常識を変えについて。
あれは1970年代。
私がまだかわヨいお子ちゃまだった頃は「よそ行きの服」ということばが存在しました。
今や死語でしょうか。
デパートや遊園地などの非日常世界に出掛けるときは男の子でもおめかし(死語)したものです。
私のような旧世代の人間からすると部屋着と外出時の格好は異なるのが常識でしたが、今やユニクロを着て外出しても何ら恥ずかしいことなし。
確かに常識が変わりました。
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勝手に企業所感
ファストリったら既に服と常識は変えちゃいましたし、今後も変えていくのでしょう。
そして残るは世界を変えていく。
世界を人間社会・生活環境と読み解くならば既に変えちゃいましたし、今後も変えていくのでしょう。
今のファストリの勢いからして、もしや本気で文字通りの世界征服を狙ってたりして!?
ショッカーも大英帝国もビックリの野望ですが、悪に蹂躙されるくらいならファストリがいい。
公平を期すためにファストリの言い分も聞きます。
ものすごく饒舌なので読み通すのは大変。
ポイントが絞られているミッションを引用します。
自社解説
あながち私の解釈は間違っていないようです。
さすがに世界征服の話は書いてありませんが。
さて、残念極まりない政治屋のせいで衰退途上国に落ちぶれてしまった日本。
ファストリの奮闘が一縷の望みと言えましょう。
世界を変えていく手始めに、まずは日本を変えていくことを期待します。
柳井正内閣総理大臣なんて魅力的かも!?
呼んだ?
呼んでねえよ!(怒)
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