三十余年ぶりに一軒家に暮らすことに決めた私。
その原資となるのは実家の不動産。
母から私に名義を変更→家屋を解体→土地を売却とあっという間の1年でした。
避けて通れぬ納税だらけの1年でもありました。
もちろんこの美しいかった国に生まれ育った国民の義務として税金はキッチリ納めますよ。
裏金・不記載なんでもアリの恥ずべき国賊会議員じゃあるまいし。
正義は死んだ。お国はもう死んでいる。
お上の血も涙もない鬼畜っぷりをどうぞご覧あれ。
贈与税の確定申告プレイバック
まずは過去記事「地獄の税金責め悪夢の確定申告~土地探し×工務店選び=注文住宅16」を一部再掲。
2025年1月末
みなさん大っ嫌いな確定申告の季節、母から所有権を移転した不動産の贈与税を申告します。
国税電子申告・納税システムe-Taxで計算すると・・・
渋沢栄一さんが60人近く出ていくってさ orz
【参考】贈与税の申告に当たり「相続時課税精算制度」を利用しました。
計算結果に誤りがないか確認するため税務署へ。
30代かな?若くて腰の低いオニーサンが出てきて私の話をおとなしく聞いています。
最後には書類がキッチリできているとお褒めの言葉まで頂戴するハメに。
まったく近頃の税務署はどうなっとるんじゃ・・・
こうして税務署員のお墨付きをもらった申請書一式、直ちにe-Taxで電子申請。
ふぅ、これで一安心・・・
甘いゼ、そうは問屋が卸さない!
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贈与税の納付期限っていつや
ブログ更新会社への奉公に多忙な日々を過ごす中、

贈与税の納付通知書が来ないな?
いつ渋沢爺とお別れするんかな?
なんてことに思い至ります。
国税庁様のウェブサイトで調べてビックリ。
「税務署から納付書の送付や納付通知等のお知らせはありませんのでご注意ください」だとさ。
さすがお上はこの上なく高飛車で慇懃無礼。
で、期限いつ? 3月17日(2025年の場合)
今日は3月28日。おいおい過ぎとるやん!
延滞だぁ!追徴課税だぁ!重加算税だぁ!
大慌てで私の住所を管轄する税務署に!
対応してくれたのは物腰柔らかなおじさん。
ご親切にも振込用紙に納税額を記入してくれます。
「今日ここで払って行かれます?」
と言いながら指差した欄には衝撃の
1000万円
(あまりに生々しいので有効数字2桁で丸めてます)
50余年間まあまあ健康でしたが、初めて心臓の動きがしばらく止まるという貴重な経験をします。
渋沢爺60人とお別れするだけでも断腸の思いなのに1000人ってドユコト?
そもそも払える訳ないやん笑
あまりの事態にもう笑うしかありません。
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税務署に討ち入りアゲイン
おじさんに食い下がるも「書類上は確定していますね」と♬つれない素振りのbald-brown-hair♬
贈与税は担当外なので所管の税務署に行けってさ。
この縦割りセクション主義のポンコツが!
このまま引き下がっては死んでも死に切れん。
ていうか渋沢爺1000人も育ててない。
タクシーを捕まえ2.5km先の所管税務署へ急行!
(運転手さんよぉ「カーナビに入力してもよろしいですか?」って・・・近所の道くらい覚えとけよ😡)
若くて腰の低い、私の話をおとなしく聞いて書類がよくできていると褒めてくれた、あのオニーサンと2か月ぶりの再会。
震える声で事情を話すと・・・

マイナカードはお持ちですか?
パスワードは分かりますか?

うぃ
震える手でスマホを操作し、指示に従いe-Taxで電子申請した内容をPDFファイルでダウンロード。
資料を一目見たオニーサンは即座に理解したようで

コウセイの請求書を出して審査してもらいましょう

すまん日本語でお願い
こっちは生きるか死ぬかやねん

コウセイとは更生のこと
誤りの修正を申請する書類です
つまり…どういうことだってばよ?
こういうことだってばよ。
書類上、あくまで書類上、私は母から全く同じ不動産を2つ贈与されたことになってます。
贈与税の申告書は2種類あって第一表は通常の場合、第二表は相続時精算課税制度を利用する場合。

【参考】贈与税の申告に当たり「相続時課税精算制度」を利用しました
ということは第二表に記入すればよいのですね。
とっころが!私は不覚にも両方の表に記入。
これは明らかにe-Taxの落とし穴。(ワザと?)
PC画面をスクロールしながら第一表、第二表の順で埋めていく仕様なのでつい全部記入しちゃいます。
私は第一表をすっ飛ばして第二表に進めばよかったのですが、真面目で几帳面で小心な性格が発現。
記入欄をバカ正直に1つ1つ埋めていった結果、通常の贈与と相続時・・・制度を利用する贈与、二重にダブって申告してしまったという訳。
本当に2つ贈与されたならそれはそれで嬉しいのですが、我が家系は市井の庶民に過ぎません。
とにかくオニーサンが「贈与税の更生の請求書」なる書類を作ってくれます。

これをてにをはさんの住所を管轄する税務署に提出してください
審査に落ちることはないはずです

うぃ
(最後の一言が気になるけど・・・)
物腰柔らかなおじさんがいる税務署にとんぼ返り。
無事に書類が受理されて息も絶え絶え帰宅します。
(申請が承認されるかどうかは別問題ですが・・・)
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結局泣きを見るのは庶民
しばらく心臓が止まった後、以下の考えが脳内を駆け巡った長いようで短かい2時間でした。
ようやく激しい動悸も収まりつつある今、落ち着いて今回の事案を振り返ります。
あれは2025年1月末、確定申告の季節が始まる頃。
つまりこの時点でお人よしの私は税金を過大に申告していた訳です。
例え巻き上げる金が減ることになろうとも、庶民のミスを更生するのも税務署の仕事ちゃうんかい!
私の人を見る目は完全に濁っていたようです。
若くて腰の低い、私の話をおとなしく聞いて書類がよくできていると褒めてくれた、あのオニーサン。
コヤツ飛んだ食わせ者かもしれん。
そんな疑心暗鬼の人間不信に陥ったヘビーな一日。
巳年だけにね🐍🐍🐍
もう人生に疲れたので酒飲んで寝る。
それではご機嫌よう。
あ、最後に一言!
額に汗する庶民の上納金、僅かな額とはいえ
お国のために役立つことに使って頂きたい
聞いてんのか、おいゴルァ!
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