日本人の移住先としてこの20年近く人気No.1を誇る国マレーシア。
なぜなんだ。どうしてなんだ。
その魅力を探る旅に出発したのは今を遡ること10年前の2015年2月。
我々ポンコツ夫婦、当時高校生の息子を道連れにマレーシア訪問。
8日間の旅をタイムマシ~ン!
アルメニアの中国
6, 7日目は午前をビーチとプールサイドで過ごし、午後は世界遺産の街ジョージタウンにお出かけ。
バトゥ・フェリンギのホテルそばからジョージタウン中心部までは路線バスで50分弱。
海沿いの断崖が迫るクネクネ山道をぶっ飛ばすバスにおもいくそ揺られて到着時点でヘトヘトです。
気を取り直して向かうは19世紀初めにアルメニア商人が住んでいたことに由来するアルメニアン通り。
首都エレバンからジョージタウンまで歩いて84日だそうです。ご苦労様です。
通り名に反して、面する建物は中華味。
名称クー・コンシーはクーさん家の寺院の意。
中国の職人の手になる建築は豪華絢爛の一言。
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インドのイスラム
続いてマスジット・カピタン・クリン通りへ。
クリリンではなくてクリン。
それぞれマスジッドはイスラム教徒の礼拝場、カピタンは船長、クリンはインド出身者の意。
通りに面するカピタン・クリン・モスクを訪問です。
紫の装束に身を包み、とても親切で温厚なおにーさんの案内で内部をくまなく見学させてもらいます。
こちらに限らず、東南アジアのモスクはどこも埃一つ落ちておらず清潔そのもの。
建築好きの私はピカピカに磨かれ大事に使われている建物に大感激。
清々しい気持ちでモスクを後にします。
続いてすぐそばのセント・ジョージ教会へ。
閉館時刻間際につき残念ながら外観を眺めるだけ。
モスクに負けず劣らず白く美しいキリスト教会。
海に向かって通りを北上すると、白亜の市役所と淡い黄色のタウンホールが仲よく並んでいます。
サラッと外観だけ眺めて次へ。
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ペナンの東アジア
ジョージタウンの街なかはあちこちに楽しいストリートアートが仕込まれています。
ウロウロ歩き回りつつ作品を見つけては記念撮影。
こりゃ楽しいね。
しばしポンコツ家族のアートとの戯れをご覧あれ。
さて、名残惜しいですがホテルに帰ります。
路線バスで来た道を戻る50分弱のジェットコースター・ロマンス荒行。
バスは街なかを巡回しながら客を拾い、あっという間に通勤ラッシュ並みの満員御礼。
我々3人とも乗車時から立ちんぼでしたが、押すな押すなの大盛況で離散を余儀なくされます。
ここで私の隣にいた中国人のおばちゃん2人組が話しかけてきます。(英語の会話を日本語に超訳)

〇〇ホテルに行くには何というバス停で下りたらいいの?

ワシ日本人旅行者やし知らんがな
他の人に訊きや?

そりゃそうね
あそこの韓国人に訊いてみましょう

いや、あれワシの息子やから!
(ていうか地元民に訊けや)

ということは奥さんが韓国人なのね

いや、妻はあそこにいる日本人!
(バス停の件はもうええんか?)
・・・なんでしょう、このアホな会話は。
10年経っても脳裏に鮮明に焼き付いて離れない衝撃を残してくれた中国人おばちゃんずに乾杯!
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マレーシアのタイ
頭の中を❓で埋め尽くしたままホテルに帰還。
名残惜しくも明日は帰国です。
てな訳でホテルそばの高級そうなシーフードレストランで最後の晩餐とシャレ込みます。
ん? どうやらタイ料理。
魚の鯛じゃなくて国のThai。まぁいっか。
生け簀の魚介を指名して調理法を選択すると変わり果てた姿になって運ばれてくるスタイル。
タイ舞踊を見ながらタイ料理を食し、マレーシア最後の夜を満喫するのでありました。
なおこのお店、惜しまれつつ?閉業した模様。
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