三十余年ぶりに一軒家に暮らすことに決めた私。
入念な調査の結果、騎士住宅(またの名を住む魔法瓶)とすることに。
そんな家を作ってくれそうな信頼できる工務店は見つかりました。
人生の終着点となる土地も見つかり売買契約を締結。
お次は間取りの決定から設計へと新たなステップに。
間取り診断の効能
診断結果を待つあいだ、そもそも間取り診断は必要なのかを考えてみます。(いまさら?)
以前の記事にてにをはさんは書きました。
ただし私、Y社営業さん、設計事務所の先生、揃いもそろってオッサン目線。
ここは(若い)女性目線でプランのチェックをしてもらった方がよさそうです。
そう、医療分野などで一般化している「セカンド・オピニオン」です。
利害関係のない第三者に当たる専門家に客観的な意見を求めることで、よりよい決断の助けとなる訳ですね。
ただしあくまで意見に過ぎず、最終的な決断は自分自身で行わなければなりません。
なので優柔不断な人には向いていないかもしれません。
選択肢が増えるだけでかえって困惑することになるでしょう。
決断力にはちょっと自信のある私w、ドキドキ・ワクワクしながら結果を待ちます。
ここで診断を依頼した2人の女性について簡単におさらいしておきます。
個人情報保護などありますので、ここでは仮の名を「アンドゥ」さんと「コグマ」さんとしました。
- アンドゥさん(年齢不詳)
インテリアコーディネートと住宅設計アドバイスに従事する一級建築士
お値段7柴三郎ほど
- コグマさん(20代後半)
工務店で住宅設計の仕事に従事する自称「家が好きすぎ」な一級建築士
お値段4柴三郎ほど
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アンドゥさんの診断結果
なんと依頼の3日後にテキストで結果が届きました。
早っっ!
- 採 光
窓の面積が小さく日中でも全部屋で照明が必須
もう少し面積を増やしても良さそう
- 洗面室
広すぎるかもという懸念は問題なし
仕切りを設けてランドリールームとして活用可
- 階 段
1~2階と2階~屋上の位置を揃えた方が効率的
リビングを綺麗な長方形で活用可
- 収 納
全体的に少し少ない印象
書斎、リビング、洗面室に収納設置を検討
かなりハショってまとめるとこんな感じ。
赤字箇所は最終的にプラン(間取り)に採用した項目です。
いずれの指摘事項も私自身がずっと懸念していた内容であり、新たな気付き(インサイト)はないなぁというのが正直な感想です。
悩んでいたところ背中を押してもらえたという意味では価値がありましたが、お値段を考えるとギリギリ及第点!
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コグマさんの診断結果
依頼後すぐに「家づくりのテーマ、このお住まいで暮らした時の理想の暮らし」を教えてほしいとの連絡があり、少しメールでやり取り。
住宅は単に雨露をしのぐだけの箱ではなくてずっと生活を続けていく場所であり、主役はあくまでも私たち夫婦。
我々の人となりや暮らし方を想像しようとしてくれるコグマさん、とても好感が持てます。
そしてちょうど1週間後に結果が届きました。
納品物はテキストとのことでしたが、加えてきれいな赤文字で指摘事項を記入したプラン(間取り図)が返送されてきました。
これは望外の喜び!
- 寝 室
ベッド足元の通路が500mmほどと狭い
書斎は狭くなるが寝室を広げるべき(代わりに書斎に収納追加)
- 収 納
階段下収納の奥行きがあり過ぎ、床下点検口もあって活用困難
分割してそれぞれホールと書斎から使用するよう変更
- トイレ
リビング壁と接しており音が気になる恐れあり
(てにをは注:壁に防音材で対処)
90°回転させてリビングと壁一枚にならないよう変更
- 階 段
2階~屋上階段をリビング東側に移設して回り階段に変更
リビングが広がりバルコニー西側(富士山方面)が開放的に
かなりハショってまとめるとこんな感じ。
赤字箇所は最終的にプラン(間取り)に採用した項目です。
素晴らしいです!
指摘頂いた箇所の多くは私の頭の中になかった、あるいは片隅で忘れられかけていた内容。
これぞセカンド・オピニオンの神髄、破格の安値と相まって控えめに言って満足度100%!
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プラン合意はもう目前
サード・インパクトならぬセカンド・オピニオンを踏まえ、設計事務所の先生と最終調整です。
決断力にはちょっと自信のあるはずの私w、図面を見るたびに細かなことが気になっては修正依頼を繰り返し、なかなかプランが確定しません。
とはいえ土地も何も決まっていない時点でプランを考え始めて早9か月。
さすがに煮詰まり切ったのではないでしょうか。
近日中に工務店Y社さんと「プラン合意」の儀式を執り行います。
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